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前ももの張り、原因は「前に寄りすぎ」と「呼吸の崩れ」
2025/11/20
前ももが張るとき、たいてい体重が前に移り太ももの表側ばかりが働いています。
ここをほどくための方法は、
- 呼吸でお腹のスイッチを入れる(力みを下げる)
- 体重をかかと側で“受けとる”
- お尻と股関節に仕事を分担
の3つです。呼吸は姿勢づくりとも連動しており、横隔膜は呼吸だけでなく体幹の安定にも関わります。なので“呼吸→姿勢→脚の使い方”の順で整えるのが効率的です。
さらに、ゆっくりめの呼吸は自律神経のブレーキ側(副交感)を高め、過剰な力みを落とす助けになります。
一方、前ももの張りや前膝の違和感は、股関節+膝の筋トレで改善しやすいことが多数の研究・ガイドラインで示されています。前ももだけで頑張らせず、お尻(股関節)にも配分するのがポイント。
まずはここから:3分リセット
道具なし。痛みが強い日は範囲を小さく、呼吸はゆっくり。
① 30秒:ゆっくり吐く呼吸
椅子に座って、みぞおちに手。6秒かけて吐く → 2–3秒で静かに吸うを5回。
ねらい:胸を反らさず、吐くたびに肋骨がコトっと下がる感覚。
(呼吸と体幹の安定はつながっています)
② 60秒:壁にもたれてミニ・スクワット
かかと重心で浅く5〜8回。立ち上がる時はお尻を後ろへ。
ねらい:体重を前(つま先)→後ろ(かかと)へ戻し、前ももの出番を減らす。お尻と太もも裏に分担。
③ 60秒:片手リーチ
足は肩幅、かかとで床。片手を前へゆっくり伸ばしながら吐く。左右3回ずつ。
ねらい:胸・背中・骨盤の連携を整え、前ももへの一極集中をほどく。
④ 30秒:横向き寝の小さな脚上げ
上側の脚を少し後ろ・少し外へ小さく10回。腰は反らさない。
ねらい:お尻の横〜後ろに軽く効けばOK(前ももの肩代わりを解除)。
(膝前の不調は、股関節+膝を一緒に鍛える方が改善しやすい)
目安:終わった直後に立ち上がりや階段で突っ張りが軽いなら合格。呼吸はゆっくり、動きは小さく正確に。
よくある誤解(手短に)
- とにかく伸ばせばいい? → 一時的には軽くなりますが戻りやすい。呼吸→重心→分担の順で直すと長持ち。
- 前ももの筋トレを増やす? → それ自体が悪いわけではありません。ただ、股関節も同時に使うプログラムの方が成績が安定します。
受診の目安(大人こそ大事)
夜間痛・腫れや熱感・しびれ・力が抜ける感じ、転倒後の痛みが続く場合は、自己流は中止して医療機関へ。膝まわりは除外すべき疾患もあるので、まずは安全確認を。
まとめ(覚えやすく)
「伸ばす前に、呼吸を整え、かかとで受けて、お尻に配る。」
この順番で“前寄りのクセ”をほどけば、しつこい前ももの張りは落ち着きます。呼吸は姿勢と動きをつなぐ“ハブ”――まずはゆっくり吐くことから
